NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク
4年の歳月をかけ、おくのほそ道を深川、千住から大垣、伊賀上野まで「講座と旅」を続けている。
これは、ゆかりの地の人々との交流を通じ、地域に伝承されてきたおくのほそ道を歩く体験学習の旅。
おくのほそ道大学と旅・黒羽
  


体験学習:雲巌寺


講座:ホテル花月



芭蕉が14日滞在した黒羽を 訪れる。
大学市民講座は 梅津学長と 黒羽芭蕉の館学芸員 新井敦史氏
案内は 地元 「ふるさとを知る会」の皆さん。バスと徒歩にて所縁の地を巡った。


芭蕉の里 観光ボランティア ふるさとを知る会(黒羽町)のみなさん

目標
・地元との協働で「講座と旅」を2日間セットで行い、おくのほそ道に対する理解を深め、
〈世界の道〉へと普及する。
地域の人々はじめ多くの方が、おくのほそ道の歴史文化景観を
「講座と旅」で楽しみながら学習する。
・子供たちに地域の誇りとして伝承する。

テーマ
・奥の細道ゆかり地に暮らす一人ひとりが地域の代表として、  
地域の持つ歴史文化と風土の美しさを、 訪れる人たちに伝えることができるようにしたい。


主催:NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク
共催: 黒羽ふるさとを知る会
後援:黒羽観光協会
 

◆1日目 2007.9.19(水)
北千住駅出発 9:00 バス
黒羽 ホテル花月到着
黒羽の皆さんにご挨拶
昼食
黒羽 ホテル花月到着 民謡披露・昼食
 おくのほそ道大学

中村理事(伊賀)

中村理事の挨拶、大田原市観光課佐藤二三也様の挨拶の後、
梅津学長により開講された。
梅津学長は、尾花沢市歴史文化専門員 「おくのほそ道」出羽路の旅/著者 
おくのほそ道研究における最新の情報を紹介し、
おくのほそ道の旅は、古人の風雅を探る旅であると示唆した。
続く新井氏の講演では、芭蕉が訪れた当時の黒羽を詳しく解説を行い
時代考証を明らかにした。
2回目の梅津学長の講演により芭蕉がもとめたものが明らかに浮き彫りなるにつけ、
受講者は益々興味津々の様子であった。


講座開講13:00 会場: ホテル花月

・ 松尾芭蕉と「おくのほそ道」 
 講師 梅津 保一 おくのほそ道大学学長
(尾花沢市歴史文化専門員)
「おくのほそ道」出羽路の旅/著者

・ 「黒羽と芭蕉」
 講師 新井 敦史 黒羽芭蕉の館学芸員
下野国黒羽藩主大関氏と史料保存/著者
梅津学長(尾花沢) 新井氏(黒羽)
 おくのほそ道の旅

講座後バスで雲巌寺を訪れ、仏頂和尚と芭蕉について詳しく
地元ふるさとを知る会(直箟会長)の解説をうけ見学を終えた。
翌20日も黒羽「芭蕉の館」はじめ余瀬、
遊行柳、那須の殺生石とふるさとを知る会16名の手厚いもてなしと案内に、
参加者全員感動を受けた。

雲巌寺
車内 学習中 黒羽河岸跡
 夕食・懇談会

ホテル花月にて 40名参加
懇親会では、ふるさとを知る会のみなさんが
紙芝居「黒羽へようこそ芭蕉さん」を披露し、喝采を受けた。
鹿沼市から参加した福田氏は、鹿沼産の焼酎と祭りのポスターを持参し紹介した。
また「神田川芭蕉の会」酒井会長より、パリで芭蕉講演をした話を面白おかしくされ、
抑え切れない笑いの渦が生まれ、 とても和やかなムードのまま、2日間を終えた。
⇒夕食
⇒懇談会
⇒NHK趣味悠々
おくのほそ道を歩こう鑑賞

乾杯 鹿沼 秋祭り紹介
◆2日目 2007.9.20(木)
ホテル9:00 バス
⇒芭蕉の館
⇒浄法寺邸跡⇒余瀬鹿子邸跡⇒ 西教寺
⇒くらしの館(買い物)
⇒ 寒井与一やな(ご昼食)
⇒ 玉藻稲荷 ⇒遊行柳 ⇒ 殺生石
⇒おかしの家⇒那須塩原駅
⇒那須IC (東北道) DD 北千住18:00

芭蕉の館 余瀬鹿子邸跡
遊行柳 殺生石

第2回大学と旅」が下記のサイトで紹介されました。
   日経ネット     http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=167332&lindID=5
   マイライフ手帳@ニュース  http://www.mylifenote.net/006/jtb2.html
   生活情報空間   http://khonkaen.seesaa.net/

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