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2008年「第4回おくのほそ道大学と旅in尾花沢」 2008年7月3日(木)4日(金) |
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目 的:地元各市民団体、行政の皆さんと協働で「講座と旅」を2日間セットで 行い、おくのほそ道に対する理解を深め、〈世界の道〉へと普及する。子供たちに地域の誇りとして伝承する。
テーマ:奥の細道ゆかり地に暮らす一人ひとりが地域の代表として、地域の持つ歴史文化と風土の美しさを、訪れる人たちに伝えることができるようにしたい。
概 要: 芭蕉が319年前に入ったおくのほそ道「山刀伐峠越え」を7月3日同日体験した。山刀伐峠顕彰碑建立40周年記念式典にも参加し地域の方々の郷土愛と見識に感銘を得た。大学ではおくのほそ道尾花沢と芭蕉の所縁について地元梅津保一大学長より熱の入った講義を受けた。その後交流会では地元関係者を交え懇親が深夜までに及んだ。 2日目は、養泉寺、芭蕉・清風歴史資料館、大石田 最上川、名刹山寺など実際に史跡を巡り、芭蕉10泊を追っかけた。梅津学長のわかりやすい解説に初参加者からも「大満足」との声が聞こえた。 |
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芭蕉・尾花沢清風歴史資料館 |
2008.7.3
1)山刀伐峠越え
山刀伐峠顕彰碑建立40周年記念式典参加
2)おくのほそ道大学講座開講 森のホテル御所山
「おくのほそ道尾花沢」
講師 梅津 保一
おくのほそ道大学学長(尾花沢市歴史文化専門員)
おくのほそ道」出羽路の旅/著者
3)交流会 森のホテル「御所山」
地元観光協会、尾花沢市商工観光課職員
尾花沢市歴史散歩の会、地元市民
2008.7.4
1)「おくのほそ道」尾花沢・大石田・六田・山寺
養泉寺・ H芭蕉清風歴史資料館
・・大石田(最上川・一栄宅跡
・・昼食尾花沢そば明友庵・・ 六田芭蕉句碑
・・山寺立石寺・・山寺芭蕉記念館
・・天童紅花祭り会場・・天童駅解散
主催:NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク
後援:芭蕉・清風歴史資料館 |
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2008.7.3 |
12:30 大石田駅集合しバスで山刀伐峠へ向かった。峠に至るまでの道端には、山深いところまで野の花が植えられて訪れるものを迎えていたが、それは山間集落のお年寄りがされていると聞いて感動した。 麓でバスを降りて、いよいよ山刀伐峠越えに挑戦、地元芭蕉さん(三宅太一郎尾花沢市観光物産協会長)と曾良(沓沢周悦最上町観光協会長)に屈強な若者(山口忠博地元山林組合長)の先導で、319年前当時の芭蕉一行の様子を解説いただきながら峠を登った。
頂上では、「高山森々として一鳥声きかず・・・」静寂の中、山刀伐峠顕彰碑建立40周年記念式典が行われた。 神事を執行された尾花沢市諏訪神社宮司の大高滋さんは40年前の建立式典にも神官をお務めされたそうで、当時のお話を聞く事ができた。おくのほそ道大学受講生も40周年という貴重な神事に参加でき感激であった。
「おくのほそ道尾花沢そば街道」そば組合の「そば処 鶴子」秋保秀雄氏、「手打ちそば たか橋」高橋晃治氏等のそば振る舞いには、地元銀山温泉・赤倉温泉などの女将さんたちと共におくのほそ道大学受講生もご相伴に預かった。巨大な板に盛られた手打ちそばをつる々つる々とたいらげてしまい「うまかったぁ」と皆絶賛であった。
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おくのほそ道大学講座開講 森のホテル「御所山」 |
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「おくのほそ道」尾花沢 当会顧問である「神田川芭蕉の会」酒井憲一会長が尾花沢市とパリを結ぶという開会の挨拶をされた後に尾花沢市長小野紀夫様より来賓の挨拶いただいた。
講師梅津保一大学長地元ならではのエピソードとユーモラスな話を披露し、喝采を受けた。資料も豊富にいただき、参加者も得をした気分であった。
開会のことば: |
NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク顧問 |
酒井憲一 |
あいさつ |
NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク理事長 |
櫟原文夫 |
来賓あいさつ |
尾花沢市長 |
小野紀男 |
現地からの報告 |
最上町赤倉温泉
尾花沢市歴史散歩の会 |
高橋久
佐藤良彦 |
司会 |
おくのほそ道曾良探検隊 |
櫻庭康夫 |
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あいさつ 伊賀芭蕉さん中村理事 |
乾杯 尾花沢市歴史散歩の会事務局長 西塚義治氏 |
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本格花笠踊り 尾花沢市商工観光課の皆さん |
「そば処鶴子」秋保秀雄氏、「手打ちそばたか橋」高橋晃治氏 |
地元観光協会、尾花沢市商工観光課職員、尾花沢市歴史散歩の会、地元市民、そば組合の皆さんと、おくのほそ道大学受講生が親交を深めた。機敏で流れるような本格「花笠踊り」が披露された。地元からたくさんの地酒、漬物などを差し入れいただいた。
進行 |
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山口清孝 |
開会のことば |
尾花沢市商工観光課長 |
有路克敏 |
あいさつ |
NPO法人芭蕉翁おくのほそ道ネットワーク理事 |
中村修 |
歓迎のことば |
尾花沢市歴史散歩の会長
尾花沢市ふるさと振興公社社長 |
鈴木宗世
五十嵐春光 |
乾杯 |
尾花沢市歴史散歩の会事務局長 |
西塚義治 |
閉会のことば |
尾花沢市歴史散歩の会 |
佐藤良彦 |
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2008.7.4 |
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2日目ホテル8:30発 養泉寺の御開帳に参拝後、芭蕉・清風記念資料館で紅花大尽の鈴木清風の人となりや、当時の説明を梅津学長より受けた。その後バスで歴史街道、手入れのゆきとどいたフラワー道路を走り、大石田・山寺・天童紅花畑を巡見し天道駅解散15:30となった。
おくのほそ道「のぼせもの」といわれる人々が尾花沢には何人もいると聞かされていたが、今回その「のぼせもの」さんたちと交流する事ができた。鈴木清風の末裔の方初め、おそば屋さん、お医者さん、郵便局さん、山間集落の方々であった。「のぼせもの」さん初め地域の皆さんが、実に40年も前からおくのほそ道を顕彰し守り続けていることを知り、尾花沢の文化意識と地域の誇りが如何に高いか再認識することとなった。
それに引き換え、おくのほそ道ゆかりの地全体を見回すと「おくのほそ道」を活かしていない、置き去りにしてしまっている地域が多いことが現状で大変残念である。
最近テレビ、雑誌などで「おくのほそ道」をテーマにしているものが多く見られ、ちょっとした「おくのほそ道ブーム」となっている。このブームを利用しない手はないだろう。尾花沢でのおくのほそ道に対する取り組みを全国ゆかりの地の方々は見習うと良いとつくづく感じた。ネットワークでも情報発信すべきである。おくのほそ道大学受講生には沢山の感動がお土産になったはずである。
芭蕉・清風記念資料館の皆様大変お世話になりました。 |
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森のホテル「御所山」 |
尾花沢 養泉寺 |
芭蕉・尾花沢清風歴史資料館 |
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梅津学長に質問する尾花沢の子供達 |
一栄宅跡連句碑 |
大石田河岸 大橋 |
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大石田 向川寺 |
昼食そば処 明友庵 |
六田 芭蕉句碑 |
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元祖二やきふ斉藤本店 |
立石寺 根本中堂 |
山寺 芭蕉像と曾良像 |
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